ホイミンのAI仕様からホイミを選択しない確率を確認してみた
FCDQ4RTAで重要な1章をクリアするうえで必須といっても良いホイミン。回復の呪文が無いライアンには頼もしい相棒ですが、ひとつ大きな弱点があります。それがまれにホイミンがホイミをサボる事象になります。
通常ホイミンは味方のキャラのHPが半分(切り捨て)未満になると優先的にホイミで回復するという非常に頼りになる動きをするのですが、なぜか回復をサボってしまうことがあります。
こいつ、やりやがった
まーた ホイミンが・・・
等と恨みのこもった言葉を聞くのもRTAではお馴染みの光景ではありますが、今回はホイミンの行動選択AIの仕様から、実際にこの事象がどの程度発生するか確認してみたいと思います。
モンスター(+NPC)の行動選択について
モンスターとNPCの行動選択の仕様は同じで、各自に設定された6つの行動(スロット)に対して、以下の4パターンのいずれかの行動選択率が設定されています。
1.均等型
→6つの行動の選択確率がほぼ均等に設定
2.傾斜型
→6つの行動の選択確率が均等ではなく傾斜をつけて設定
3.優先行動型
→6つの行動の選択確率の一部が高確率に設定
4.ローテーション型
→6つの行動が順番に選択されるように設定
今回対象となるホイミンは「3.優先行動型」になりますが、このパターンでは各行動に対して以下の行動選択率が設定されています。
このようにスロット1に設定された行動がかなり高確率になるような設定が優先行動型となっています。
そこで次はこの表にNPCホイミンに設定されている行動を追加したものを見てみます。
なんとホイミンにはスロット3までホイミが設定されているため、ホイミにはスロット1~3の合計で248/255(97.255%)の確率が設定されています。
ホイミが選択されないパターンはこの逆となるので
7/255(2.745%)
が発生率となります。
私の個人的な体感とはかなり近い数値ではあるのですが、他プレイヤーの方からするといかがでしたでしょうか?
発生率が分かったところで対処はできないのですが、原理を知っておくことで諦めがつくのではないでしょうか。
今回の記事に記載の行動選択の仕様は以下の2サイトに記載の情報からホイミンに関するもののを抜粋したものとなります。他のケースなども気になる方はぜひ確認してみてください。
貴重な情報の公開に感謝を申し上げるとともに紹介をさせていただきます。
・行動値別各スロットの行動選択率値について
・各モンスターの行動スロットの設定について